接客業　長所　短所

接客業とは、文字通りお客様と直接接する仕事です。
長所と短所があり、人と接する事が好きな人は、接客業を選ぶ事が多いですが、反対に、向いていないと避ける人も多い職業です。
具体的に、接客業の短所を挙げてみましょう。
まず、ほとんどの職場が立ち仕事であり、意外と体力を使うという事です。
接客業と言うと、ファッションブランドなどのアパレルショップやアクセサリーショップ、フラワーショップなど、一見華やかに見える職場が多い印象です。
しかし現実は、商品の補充などで重い物を運ぶ事もありますし、お店に出ている間は、常にお客様に見られている事を意識しなければならないので気が抜けません。
どんなに疲れていても、それを表情や態度にあらわす事は厳禁です。
また、そのお店へのクレームなども、まず店員が受け止めなければなりません。
最終的には責任者の所へ話はいくのでしょうが、その前にまず、お店にいる店員が話を聞かなくてはならないのが辛いところです。

いくつか短所を挙げてきましたが、もちろん長所もあります。
接客業の長所は、デスクワークと違って、毎日が新鮮に感じられるという事です。
例えば毎日パソコンに向かってデータを入力したり、工場のライン作業をしたりする仕事は、同じ作業を何時間も繰り返す事になるので、単調でつまらなく感じたり、時間が経過するのを遅く感じたりする事もあるものです。
もちろんそういった作業が好きで向いている、という人もいますが、そうでなければ接客業をおすすめします。
働く職場は毎日同じでも、毎日違うお客様が来店しますし、単調な時間を過ごすという事はありません。
先ほどクレームの話が出ましたが、お客様からの笑顔や感謝の言葉をダイレクトに受けられるのも接客業なのです。
仕事に慣れていくにつれて、様々なお客様がいる事が分かってきます。
お客様と接しているうちに、会話のコツをつかむ事ができてくるのです。
それは日常でも役立ちますし、やりがいにもつながります。