接客用語 なります 使い方

接客用語の「なります」は実は間違い、正しい使い方とは

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 近年、バイト敬語が問題になっています。
バイト敬語とは、主に接客業で使われる日本語として間違っている敬語です。
このバイト敬語は、日常のあらゆる場面で耳にすることが増えたため、違和感を感じない人もいるかもしれません。
しかし、正しい接客用語を使えないスタッフは、お客様や取引先に不快感を与えてしまったり、お店の信用をなくしたりする可能性もあります。
ぜひ、正しい接客時の敬語を学びましょう。
 今回紹介するバイト用語は、なります、です。
レストランで料理が運ばれてきた際に、オムライスになります、といわれた経験がある人は多いでしょう。
また、会計時に、お返しになります、といわれたこともあるのではないでしょうか。
これらは、間違った使い方なのです。

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 まず、レストランのオムライスについて考えてみましょう。
この場合は、オムライスでございます、が正しい使い方です。
なります、という言葉は性質などが変化する時に使います。
ケチャップライスはオムレツをのせるとオムライスになります、という使い方は問題ありません。
一方で、運ばれてきたオムライスはこれ以上変化することはないので、オムライスですと断定するのが正しい言い回しです。
 次に、会計時の誤用について考えてみましょう。
この場合、お返しでございます、が正しい使い方です。
なぜなら、もらった代金がおつりに変化したわけではないからです。
 です、ますをございますに置き換えていけば、間違ったバイト敬語を使わずに済みます。
正しい接客用語をマスターして、気持ちのいい接客のできるスタッフになりましょう。

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